今回は、Yahoo!やGoogleの検索連動型広告や、SEOでキーワードを選定する方法について書きます。
まずは、間違った例から書いてみます。
間違った例
1.キーワード数が多ければ多いほど、より多くの人に届くので良い
2.激安とか、格安とか入れれば良いらしい
3.地名や駅名などの組み合わせをできるだけたくさん入れると良いらしい
さて、これらは、何がマズイのでしょうか?
まず、1.と3.の理由としては、キーワードの数が多ければ多いほど、確かに検索してもらえる数は増えますが、取り扱っている商品やサービスの内容とマッチしていないと、サイトに訪問されても直帰されてしまい、無駄な流入が増えるだけです。
2.に関しては、取り扱っている商品やサービスが激安・格安なら良いのですが、競合と比べて安くないのなら、入れない方が良いです。
値段を価値観の基準として、商品やサービスを探しているお客様は、「他にもっと安いのがあるかも」と競合のサイトをたくさん閲覧します。
結果、あなたの商品やサービスが安くなければ、成果には繋がりません。
さて、それでは、どういう基準で考えればいいでしょうか?
それは簡単です。
あなたの商品やサービスの内容にマッチさせればいいのです。
例えば、ABC駅前で、無農薬のお弁当を販売しているお店の場合、
1.ABC 弁当
2.ABC 無農薬 弁当
3.ABC オーガニック 弁当
などとすれば良いですね。
しかも、2や3は、1より高めに入札すれば良いと思います。
これは、冷静に考えれば分かるのですが、このキーワードであまりアクセスが増えないときは、ABCなどの重要な地名キーワードを取ってしまったりして、「無農薬 弁当」などでセットしていまいがちです。
たしかに、流入数は増えますが・・・
また、ABCというキーワードを入れたまま、「ABC 無農薬 飲食店」など関連のキーワードに手を出してしまうと、流入数は増えますが・・・と悪い結果に繋がることも多いです。
確かに、飲食店を探している人にお弁当の広告を出すのも良いと思いますが、飲食店を探している人に「あ、今日はやっぱりお弁当にしよう」と考えを変えていただくのは難しい(確率が悪い)場合が多いです。
この手の「ニーズがあるかどうなわからない」実験をする場合は、予算を決めて、別のキャンペーンなどをつくり、実験として割り切った方が良いです。
これをメインにすると、たちまち、流入数が増えるだけで・・・

ターゲットをしっかりと見極めることが大切
