DMPについて(インターネット広告)

最近DMPという言葉を耳にしたことはありませんか?
データマネジメントプラットフォームの略称で、いわゆるビックデータの一つで、マーケティングやアドテクなどで使用されています。

以下は、「よく分かるようなよく分からないような感じ」の方向けの初心者向けの解説です。
 


 

DMPは、簡単に言うと、Web上でユーザーが行動した履歴を蓄積し、分析・セグメント分けし、ユーザーの行動を予測し、Web広告の成果を出すために、最適化するデータのことです。
※今後は、T-ポイントカードやDoCoMo、JRの顧客データなど、オフラインデータとも結びついてきます。

このDMPには大きく2種類あり、「オープンDMP」と「プライベートDMP」があります。

オープンDMPは、外部データのことで、ユーザーが普段見ているサイトから、興味・関心・趣味・嗜好などにセグメントされたデータなどです。

プライベートDMPは、内部データのことで、自社のWebサイトやCRMデータと組み合わせ、申込や購入などの成果に至ったユーザーの行動履歴や、また、成果に至らなかったユーザーデータなどあらゆる自社内で入手可能なデータの事です。

現在のWeb広告では、DMPは、外部データと内部データを両方活用し、広告配信で最適化をおこなっていくために使われています。

例えば、自社の購入履歴(内部データ)から、その方達が普段見ている外部のWebサイトから興味・感心・趣味・嗜好を割り出し、その同一カテゴリへ大量広告を配信することで、新規の顧客を捉えようとすることができます。

もう本当に近い将来(数年)、DMPテクノロジーが進化し、最適化ロジックが進むことで、
「あなたが欲しいと思う前に、あなたにピッタリの商品やサービスが、自宅に届いている」
時代になっていることでしょう。