SEOとは、検索エンジン最適化のことで、
あるキーワードで、Googleなどの検索エンジンの検索結果で
より上位に現れるようにWebサイトを書き換えたり、対策をする技術のことです。
例えば、「梅田 居酒屋」で検索したときに、
検索結果の上の方に、自分のホームページがでてくるように
調整することです。
SEOをすることで、良いことと言えば、
例えば、1位になると、その検索キーワードで検索した人の
80%が流入する可能性があると言われています。
(2位以下は、10~20%くらいまで下がります。)
このSEOが少しずつ、難しくなってきています。
難しいというのは、SEO業者やWebサイトを運用している人にとってです。
これまで、SEOと言えば、
内部対策(サイト内にキーワードを散りばめたりする)
と
外部対策(外のサイトからキーワードでリンクを貼る)
が中心でした。
が、こんな作業で、SEO業者(検索結果を意図的に変える)が乱立しちゃって、
エンドユーザーにとって良いサイトがヒットせず、ビジネス的なサイトばかり出ちゃって、
検索結果の質が下がることになります。
その結果、エンドユーザーが、検索の品質が良くない・・・と
検索エンジンを離れてしまうことに繋がります。
で、2012年7月にGoogleは、パンダアップデートという仕様を導入しました。
パンダは、「白黒はっきりさせる」という由来からパンダと名付けられているのですが、
以下のことを軸に、検索結果を下げるというシステムです。
●ユーザにとって価値のないサイトなどの低品質なサイト
●システムなどで自動生成したサイト
●情報量の少ないサイト
●信ぴょう性が低いサイト(素人が書き込みするQ&Aサイトなど)
●他のサイトのコンテンツをコピーしただけの役に立たないサイト
逆に、以下の検索結果は上げるということもしています。
●調査・研究結果、詳細レポート、思慮深い分析などのオリジナル性のあるサイト
つまり、エンドユーザーにとって、本当に価値のあるサイトだけが、検索結果の上位に表示させるという
ユーザーにとっては素晴らしい、本来の検索結果に戻そうという動きです。
そして、さらに、
2012年10月23日にこの内容が強化されました。
http://googlewebmastercentral-ja.blogspot.jp/2012/10/google-search-algorithm-change.html
この変更は、日本語検索結果の約5%に影響する見込みです。
今後の動向が気になります。
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